先延ばし癖があるあなたは完ぺき主義?
どうも西之園です。
今回も先延ばしについてです。
「先送り症候群」というものがあります。「PCN症候群」ともいいます。
これは先送りが常習化して日常生活に支障をきたすレベルまでになっている人このことを指します。
仕事や宿題が毎回遅れてしまう人いませんか?もしかしたら先送り症候群かもしれません。
でも、そこまでいかなくてもついつい先延ばしにしちゃう人っておおいですよね。
先延ばしの原因はいろいろありますが一つに完ぺき主義であったり人の目を気にしすぎる性格が原因だと言われています。
その対応策としてセルフコンパッションを高めることが有効です。日本語で言いうと自分への思いやりです。
別に完ぺきじゃなくてもいい、失敗しても大丈夫、と自分を許してあげる能力のことです。
ちょっとした失敗ですごく落ち込んじゃう人や完ぺきを追い求めてしまう人がそれです。
はい、自分がこれです(笑)セルフコンパッション低いです(笑)といってもトレーニングで大分高くなりましたが・・・
でも完ぺき主義の人が先送りするって矛盾しているように思いませんか?
しかし、むしろ完ぺき主義だからこそ先送りしてしまうのです。
完ぺき主義なので失敗は許されません。少しでも遅れたらおしまいです。できれば期限よりももっと早く終わらせようと思います。
しかしつい先延ばししてしまいました。そうするとセルフコンパッションが低い人は自分を強く責めます。完ぺき主義だからこそ許せないのです。
するとストレスが増大、何度も先延ばししたことを思い出し(反芻思考)そのたびに自分を責めてしまいます。
やがてまた失敗するのが怖くなり行動できなくなり結果また先延ばししてしまうのです。
先延ばし癖がある人はセルフコンパッションを鍛えると効果的です。
また、先延ばしの原因として人的環境が大きく影響しています。
先延ばしは人に感染するんです。
これはミラーニューロンが関係しています。
ミラーニューロンも聞き覚えありますよね。これを一から説明するとそれだけで終わってしまうので簡単に言うと、他人が行動するのを見ていると自分も同じ行動をしているかのように脳が反応することです
格闘技を観戦していて思わず体に力が入ることありませんか?あれです。
ミラーニューロンは感情にも影響されます。今回の場合先延ばししたいという気持ちもミラーニューロンにより感染していくのです。
学校のテスト勉強を例に挙げましょう。定期テストで友達と勉強することとなりました。仲のいい友達と勉強することになりました。
しかし、集まってもなかなか手をつけず無駄話をしたりスマホを触ったり中々勉強が捗りません。
これはいけないと思い立ち、勉強ができる人たちと一緒に勉強しました。
そのグループでは無駄話や不用意にスマホを触ることなく集中して勉強をしました。お陰で自分も勉強が捗りました。
似たような経験ありませんか?先延ばし癖がある人たちの中ではミラーニューロンが働き自分自身も先延ばし癖がついてしまいます。
仕事や勉強などスムーズに進めるためにはサクサク進める人たちと一緒にやるのが一番です。
やらないといけないことがあるときは先延ばし癖のある人とは距離を取った方がいいです。人間は誘惑に弱いものなので先延ばしする方に流されていきやすいのです。
というわけで、今日はここまで。
ではではー。