楽器を弾けば脳も心も元気になる!
どうも西之園です。
今回は楽器の影響についてです。
よく楽器をやっていると頭がよくなるなんてい言われていますよね。
これが本当なのか実験した研究があります。
パドヴァ大学によるメタ分析によって明らかになりました。
メタ分析というものは沢山の研究を集めてさらに研究したものです。
沢山の研究から導き出される答えなので概ね間違いないと思っていい結果です。
結果は、ミュージシャンは長期記憶において若干優位でした。
そして、短期記憶、ワーキングメモリーではさらに大きな優位性があることが分かりました。
楽器をやると記憶面で能力が伸びるようですね。
注目はワーキングメモリーが向上している点です。
ワーキングメモリーとは短時間に情報を記憶、処理する能力です。
その場で作業をする際にはワーキングメモリーが働いてリアルタイムで情報を記憶、処理していきます。
例えばパズルを解く際に、どんなピースがあって、どんな形をしていて、どう組み合わせればいいかをワーキングメモリーを使って処理します。
単純な頭の回転の速さととらえるとわかりやすいですかね。
つまり楽器を演奏していると頭の回転が速くなる。賢くなるということです。これはすごいですよね。
でもなんで楽器をすると頭がよくなるのでしょう。
その一つとしてマルチモーダルがあります。
楽器を演奏するときにはさまざまな感覚や脳の処理を行います。
楽譜をみてどの指をどのタイミングで動かすのか。アンサンブルの場合は周りの音を聴きながら合わせないといけません。
このように一度に様々な処理をしているので脳が鍛えられるというわけです。
さらに楽器演奏はメンタルにもいいことが分かっています。
最近マインドフルネスという言葉を聞きますね。特にマインドフルネス瞑想はいろんな会社でも行われているようです。
マインドフルネスとは心理学の認知療法から生まれたものなのですが、単純に言えば過去のことも未来のことも考えずに今ここにある自分だけに集中するというこです。
瞑想だけではなく、一つのものに集中しているときもマインドフルネスな状態なのです。
それは楽器を演奏も該当します。
楽器を弾きながら次の瞬間瞬間を考えながら演奏しています。
それにより余計なことを考えることがなくなりストレスが軽減するのです。
ちなみに先ほど書いたワーキングメモリーの向上にもメンタルが安定する効果が研究により分かっています。
つまり楽器演奏は頭の栄養剤であり心の安定剤ということです。
もし、楽器を始めようか迷っている方がいればこれからの自分のためにもぜひ始めてください!
ギター、ベース、ドラムならお教えしますよ(笑)
趣味がある人ほど幸福になることもわかっていますからやらない手はないですね!
というわけで今日はここまで。
ではではー。