知能線 ~論理的に企てるか感性で突っ切るか~
今回は知能線についての説明です。
知能線は親指と人差し指の間から真っすぐ、もしくは下へ伸びる線です。
頭脳線ともいわれますね。
こんな名前なんでよく
「短いってことは頭が悪いってことですか?」
と聞かれますが全く関係ありません。
そもそも何をもって頭がいい悪いとするのかという話になってしまいますしね。
さて、この知能線は人の考え方を見ることができます。
注目するところは二点。
長さと行先です。
まず長さについて、長さは考える時間と思ってください。
長い人はしっかりと考えて行動する人。短い人は直感で動く人。
短いと全く考えない人なんて受け取る人がいますがそういうわけではありません。行動力があるという意味です。
長いければいいというものでもありません。考えすぎて行動が遅くなることもあります。(自分はこのタイプですね・・・)
手相はバランスを大事にしています。程よい長さが良いとされています。
ただ、個性というものもあります。知能線の短さが人生をよくしている人もいれば、知能線の長さが人生を良くしている人もいます。ケースバイケースです。
薬指の下あたりが標準的な長さです。これより長いとよく考えるタイプ。短いと行動力があるタイプです。
次に行き先をみます。
知能線が真っすぐ伸びる人(青い線)と手首の方へ曲がっていく人(赤い線)がいます。
真っすぐ伸びると論理的に物事を考えるタイプ、曲がっていくと感性で考えるタイプとなります。
これはその人に会った仕事を見るときにも使います。
真っすぐ伸びている論理的タイプは経理や事務、SEなどが合っています
曲がっていく感性タイプはデザイナーや芸術などの仕事が合っています。
特に線の先端が3つに分かれている人は文才があり、エッセイや小説、記者などに向いていると言えます。
また知能線が分かれているとその数だけ同時にこなすことができるので、本業と副業を両立できたり育児と仕事の両立ができるなど器用な人ということになります。
ちなみに営業向けな人は別のところをみます。
たまに知能線が根元から二股にそれぞれ真っすぐ伸びる線と曲がっていく線に分かれていることがあります。
これはバランスくよく考えることができる人です。
時には論理的に考え、時には感性で考える。もしくは二つを見比べてベストな考えで判断することができる人です。
ただ、この線を持っている人はいろんな考え方ができる分迷いやすい傾向もあるので一概にいい線!とも言えないのが手相の面白いところですね。
さて、知能線についてざっと説明しましたが、知能線は奥が深いです。人の考え方の癖がこの線に出るので面白いです。
知能線と感情線をしっかり読み取ればどんな人かは大体わかります。
今回はここまで。
ではではー。