人を信じやすい人は賢い?
どうも西之園です。
今回は頭の良さについてです。
ちょっとドキッとしますよね(笑)
オックスフォード大学の論文で面白いものがありました。
アメリカの社会調査データをを分析するとボキャブラリーの多いひと(つまり賢い人)ほど、他人を信頼しやすい傾向にあったという。
さらに他人を信頼する人は健康度と幸福度も高いという結果も出ました。
これは知性が高い人は、他人の性格を見抜く能力も高い。そのため信頼できる人と裏切る可能性がある人間を判断する能力が高い。そのため自信をもって人を信用できるという。
多くの研究でもこの内容を裏づけているそうで。
確かに集団生活をしていた我々は誰を仲間にすべきかという判断はとても重要なので、その判断力が進化の過程で上がったということなのでしょう。
もう一つ面白い研究があります。
こちらはプラハ・カレル大学の研究。
対象は160人。
実験内容は被験者に80名の顔写真(男女40枚ずつ)を提示し、「頭が良さそうに見える人」を選んでもらいました。
結果、「頭が良さそうな顔」と評価された人は知能テストの結果でも高い傾向だったことがわかりました。
特に関連が大きかったのが、流動的知能と空間的知性の2つ。
流動的知能は新しい問題に対して解決していく知能。未知の問題に対してどうしていけばいいか対策を考える力です。 主に情報処理、推論、思考、記憶、計算 を指します。
つまり新たな難題に対応できる能力が高いということです。
ちなみに対となる結晶性知能は固定されたパターンの問題の解決能力のことを言います。
空間的知性は心の中に空間をイメージできる能力とのこと。これはよくわかんなかったです(笑)
特徴的なのがこの現象は男性の顔写真を見たときにしか起きませんでした。女性の顔を見ても知性の高さは判別できませんでした。
さらにさらに、一体男性の顔のどこを見て知性を判断しているのかもあやふや・・・(笑)
しかしデータとしては出ているので男性の知能は見た目で判断できるということはわかりました。
ただし、国により顔を認識する際の重要とする場所は変わってきます。(なので日本人には南米人は同じ顔に見えて、欧米人からはアジア人の顔は同じように見えるのです)
日本ではまた違ってくるかもしれませんね。
どこかの大学が調べてくれないかなー(他力本願)
というわけで今日はここまで。
ではではー。