あなたが話しているのは幸せを呼ぶ噂話?不幸を呼ぶ噂話?
どうも、西之園です。
今回は噂話についてです。
皆さんは噂話は好きですか?
その噂話の影響についていろいろと話していきたいと思います。
まず、いいうわさ話はどんどんした方がいいです。
心理学に「ウインザー効果」というものがあります。
直接言われるより第三者から言われた方が信頼性が高くなるというものです。
例えば、友達から「あの子お前のこと好きって言ってたよ」なんて噂話を耳にすると嬉しくなりますよね。
CMとかで有名人がある商品のことを褒めると「そんなにいいものなのかな」と思うのもこの効果です。まあ、ほかにも有名人のイメージと連合させてるという要素も入っていますが・・・。
それはさておき、他人を褒める噂話はしといて損はないです。「Aさんって気が利くよねー」「Aさんって頼りになるよねー」などいろんな人に言っておくとそのうち本人の耳にもはいることになるでしょう。
すると、その人の好感度は自然と上がります。上司や仲良くなりたい人に対しては特に有効です。
この噂話にはもう一つ利点があります。
自発的特徴変換というものがあります。これは第三者について話している内容が話している本人の印象に変換されるというものです。
先ほどの例をもう一度挙げましょう。
「Aさんって気が利くよねー」「Aさんって頼りになるよねー」という会話をBさんとしていると、Bさんの中では無意識に話している本人が気が利いて頼りになる印象を持ちます。
これは逆の状況も同じく働きます。他人のことを悪く言っていると言っている本人もその悪い印象を変換されるのです。
つまり、人を褒める噂話はどんどんすべきですが、評価を下げる噂話はしない方が得策でしょう。
人を悪く言うことにはもうひとつ悪い点があります。
とある実験が行われました。
10から20枚の人の表情の画像の中から笑顔を探すゲームをしました。
ゲームの後、被験者はポジティブに敏感になり些細な事でもポジティブにとらえられるようになりました。
また、自信や集中力の向上も見受けられました。
ストレスホルモンであるコルチゾールの減少もみられました。
これはいいことずくめですね。さて、では逆に悪い感情を常にピックアップしている場合はどうなるのでしょう。
ネガティブな感情を探すようになるとネガティブに敏感になります。
些細なことでもネガティブに捉えてしまいます。
悪い噂話ばかりして人の粗を探すようになってしまうと負のスパイラルに落ちてしまいます。
ネット上ではそんな人が散見できますね。
そうならないためにも人の悪いところではなくいいところを見つけるように心がけると自然とポジティブになりますので、少しでも心がけてもらえるといいかなと思います。
今日はここまで。
ではではー。